そんなこと死体を目の前にして、ぼんやりを考えていた私だけど、五十嵐さんがふと口にした。
「なんで…さやかがいるの…?」
思えば、確かにごもっともだった。
彼女は、五十嵐さんに電話で折乃さんに謝ろうと誘ったときは、かなり拒んでいた。
それに、私達よりも早く病院にきていて、死亡してる。
そして、島津さんに電話をしていたときにも、もう一人、戸崎愛美さんもいたはずだ。
では、彼女はどこに……?
「もしかして、犯人は……め、愛美なんじゃ…」
「…え?」
「い、嫌よ……私…死にたく………ない!!」
「ちょっと、五十嵐さん、危険よ!」
そんな私の声は、彼女の耳には届かず、彼女は病院の中を駆け回っていった。
「なんで…さやかがいるの…?」
思えば、確かにごもっともだった。
彼女は、五十嵐さんに電話で折乃さんに謝ろうと誘ったときは、かなり拒んでいた。
それに、私達よりも早く病院にきていて、死亡してる。
そして、島津さんに電話をしていたときにも、もう一人、戸崎愛美さんもいたはずだ。
では、彼女はどこに……?
「もしかして、犯人は……め、愛美なんじゃ…」
「…え?」
「い、嫌よ……私…死にたく………ない!!」
「ちょっと、五十嵐さん、危険よ!」
そんな私の声は、彼女の耳には届かず、彼女は病院の中を駆け回っていった。