私は嫌な予感がした。


でも、頭が割れそうに痛くって、思い通りに体は動かない。


気がつけば、私は焼却炉の中を漁っていた。


あった…上靴…!


焼却炉に捨てられていただけで、燃えてはいない。


なんとか履けることはできそうだ。


私は、その上靴を履いた。


しかし、大変なことに気付いてしまった。


その上靴には、名前が書いてあったのだ。


1-3 折乃亜実