♡狂っちゃうほど愛シテル♡

「ドキドキ・・・した?」

「当たり前だろ!好きなヤツからだぞ!」




びっくりした。

影宮って、こんなに格好良かったっけ。




「あ、え、あ、あれ?て、テニスの服・・・」



影宮は、テニス部のユニフォームを着ていた。



「え?あぁ、そうだよ、隣の学校との練習試合、抜けてきた」

「えぇっ!?ご、ごめん・・・!」

「いいよ、別に。だって、七瀬が会いたいとか、よっぽどだろ」



影宮は、そっと笑う。



「乗れよ」