学校に向かいながらふと、あることが頭に浮かんだ。 『遥やバスケ部のみんなには、優のことをどう話せばいいんだろう…』 きっと俺以外には優のことを知っているやつはいない。 とても交通事故に遭って、今は意識不明 だなんてことを隠しておけるわけなどない。いつかきっとバレる。 学級では今先がどうにか言うだろうけど、優の状態まで詳しくは言わないだろうし。 特に遥に話せば、俺はせめられるだろう。 大の親友を事故に遭わせたんだ 重たい荷物を背負っているような、憂鬱な気持ちで学校へ足を運んだ。