蒼い海 -君の隣で-



愁「……なぁ、その大切な「美空‼︎」


愁が話してるのを遮ったのは、千尋だった。

千尋「美空……やっぱここだったんだ…お前また泣いただろ?1人でここ来て泣いてんじゃねー………ってあれ?愁…だっけ??」


美空「朝日が昇るとこ見せてあげに来たの。じゃあね、愁。ごめんね。千尋、行くよー。」


千尋「あっ、おう。」


私は逃げるように愁の前から走り去った。


千尋「なぁ、美空…。」


旅館の近くまで来た時、千尋が話出した。


千尋「あいつに告られたんだろ?」


……なんで分かるんだ…….この人。


見た目バカっぽいくせに。