蒼い海 -君の隣で-



…オススメの場所……。


愁なら、連れて行ってもいいかな…。


うちはなぜかそう思った。


美空「あるよ。うちのお気に入りの場所が。」


愁「まじ⁉︎行きたい‼︎」


愁が子供みたいな眼差しでこっちを見ている。


美空「そんなすごいとこでも無いけど…。いいよ、連れて行ってあげる。」


愁「サンキュ。」


愁に頭に手をポンと置かれた。


ードキッと、少ししてしまった…。


美空「その代わり‼︎明日3時には起きててね‼︎」


愁「はぁっ⁉︎」


美空「じゃないと間に合わないから‼︎3時に旅館の玄関前集合ね。じゃあおやすみ。」


そう言ってうちは温泉に向かった。