もう外は日が暮れてきている。 今はまだ明るいからいいものの、暗くなってきたら…と考えると余計怖くなる。 た、確か詩織は黒ずきんちゃんが現れた時の対処法を言っていたはず… 思い出せ…、思い出せよ… 対処法を思い出さなければ、私の命はないだろう。 「キャハハハハハハッ!!!!!!!!!!!」 えっ!? いきなり甲高い笑い声が聞こえてきた。 なに…? なんなの…?泣