しばらくすると、
眼鏡をとってこっちを向き、微笑んだ。
「久しぶりですね、柑奈さん。」
『うん、新。どう?念願の朝霧財閥
社長補佐は?社長、伊月兄だけど。』
「ほんと、幸せですよ。伊月さんと仕事できるなんて。」
新は、昔から、人一倍伊月兄に懐いて
思いっきり慕っていたらしい。
伊月兄に財閥に誘われたときは
もう、喜びすぎてキャラ崩壊だった。
「おー、嬉しいこと言ってくれんじゃねーか!俺も、優秀な補佐がいて嬉しいぞ!!」
この様子を見ると、うまくいってるね。
まぁ、新だし。
茶髪秀才めがね。だもんねwww
朝霧財閥の未来は安定だわ。



