「不幸か…。あの抗争のせいだよな。 でもな、柑奈。逆なんだ。お前がいるとみんな明るくなる。楽しくなる。お前をみんなが、必要としてるんだよ。」 そんな伊月兄の言葉は 心の奥に染み込んだ。 『……私、清瀧に入りたい。 みんなの……仲間になりたい!』 「おう!それでいいんだ! そうと決まれば戻らねーとな!」 戻る…… そうか、多分ここは夢の中なんだよね。