紅い華



高校に入っても、中学の頃の嘲りが頭にこびりついていて。


「トモダチ」とクラスメートの笑い声が胸の奥につっかえてて。


1人で寂しく過ごす自分が、嫌でたまらない。


なのに、何であいつらはあんな日向にいるんだよって。


私はこんなに暗くて冷たい日陰なのにって。