そうわたしたちの話に入ってきたのは、隣にいる松原だった。
おまけに意地悪そうな笑みを浮かべている。
「オレが勉強教えてやろうか?」
「………」
松原はにやにやと笑ってわたしを見ている。
わたしは顔だけを松原の方に向けて、ふっと鼻で笑った。
「あんた、わたしとテストの点数変わんないじゃん。そんなあんたから何教わんの?」
ばかじゃないの、と見下し笑えばカチンときたのか席から立ち上がってわたしのコメカミをぐりぐりとやり始めた。
「いだだだだだ!!!」
「お前ってほんっと一言多いよな!!親切にひとが教えてやろうかって言ってんのに!!」
「最下位争いしてる同士で勉強教えあって何が得られるんだよおお!!!」
ぐりぐり攻撃から解放されたわたしは涙目で松原を睨んだ。
いったいなぁもう!!!ハゲろ!!!

