「電話、なんだって?」
「今日はそのまま家に帰れって」
「そっか。じゃあ途中まで一緒に帰ろっか」
「うん!」
ニコッと笑ってカバンを持ち立ち上がるえりにつられて、自分も立ち上がる。
今日はそのまま帰りか〜…。寧々さんのミルクティー、飲みたかったんだけどな…。
勝手に行ったら怒られるかな…。
「律にも話しとくね」
「ん?うん」
「今絶対話し聞いてなかったでしょ〜」
そう言われてわたしは苦笑いをこぼした。
話し聞いてないどころか、ずっと考え事してた…。
「ごめん…」
「いいよ。どうせKINGのこと考えてたんでしょ?」
図星を突かれて思わず驚いた顔をすれば、えりにほっぺをつままれた。

