『ごめんね、今僕らちょっと立て込んでて…。今日はそのまま家に直帰してくれる?』
「うん…わかった」
大丈夫?、出かかった言葉をグッと飲み込み一言二言話て電話を切った。
立て込んでて…。何に、とは聞けなかった。大丈夫、とも言えなかった。
本当は、わたしは…KINGのみんなにとって邪魔な存在なんじゃないだろうか。だって、少し前までは、わたしという存在はなかった。
わざわざどこかに集まって連絡して、なんてめんどくさい作業は少なからずなかったはずだ。
本当に…わたしは、みんなの側に居ていい存在なんだろうか…。
「リリ?どうかした?」
「…ううん!何でもない!」
不思議そうな顔で聞いてきたえりに、わたしはにっこりと笑いそう言った。
心配、かけないように。何でもないようなフリをする。

