はい、と手渡されるココア。
えっ?と首を傾げると「ついでに買ってきた」と可愛らしい笑顔を浮かべられた。
「ありがと」
「うん。それより、連絡来なさそう?」
ミックスジュースのフタを開け一口飲んだ後、そう聞いて首を傾げた。
そうなんだよね…。さっきわたしから獅狼にメール送ったんだけど、それも返事ないし…。
「もしかして何かあったのかな…」
「リリ…。大丈夫だよ、きっと。すぐ連絡来るって」
わたしが少し顔を歪めたからか、えりはわたしが不安がらないようにそう言ってくれた。
そう、だよね…。みんな強いんだし、大丈夫だよね…。
「なんか違う話しよー。楽しいこと考えよ!」
「楽しいこと?」
「うん!そうだなぁ…、あ、海の話しよ!」
日程今のうちに決めて、準備しとこ!、楽しそうに笑うえりにわたしもつられて笑った。
ほんと、えりがいてくれてよかった。

