「やっと見つけたぞ、このクソアマ…」




ドスのきいた声にわたしは背筋をピン!とさせ、壊れた人形のようにゆっくりと振り向いた。




「あ……」


「あ、じゃねぇよカス」




かなりの怒り顔で「どこほっつき歩いてやがんだ」とわたしを見下ろす獅狼様がそこにはいました。




「ど、ドウモ…獅狼さん…」


「どうも?今日、俺は、おまえに、いつもの公園に来いって言ったよな?」


「…え、と…」




おでこを強めの力でつつかれ、頭がカクンカクンとなる。




「それをなぜだかおまえは断った」


「……」


「理由も言わずにな」




さて、どうされたいかな?、そう言って獅狼はわたしの腕を強く掴んでにっこりと笑った。


もうそれは背後ににっこりの文字が見えるほど。




「ち、ちがうんですよこれは…」