「リリちゃんすっごい疲れた顔してるな」
そう言って苦笑いしている律ちゃん。大丈夫か?と手を差し伸べてわたしを起き上がらせてくれた。
…もう疲れたよ…。脳がパンクしそうだ…。
「お腹すいたしお昼食べに行こ」
「行く」
お昼、という2文字に食いつき素早く起き上がるとふたりは楽しそうに笑った。
「そうそう!腹が減ってちゃ戦はできぬ、ってね」
「リリちゃんの場合、糖分摂取だろうけどね」
クスクスとふたりに笑われ、わたしは頬を膨らませた。
「も〜、ひとをなんだと思ってるの〜」
「ゲーム好きのだめ女子」
「ひどくない!?」
だめ女子って、そこまで言う!?

