心の中を覗かれたような、そんな気分になってなぜか「すみません…」と反射的に謝っていた。
いやでも、思ったのは事実だから…。あ、でも言ってないからよかった…?ああもう!どっちでもいいわそんなの!
「かっこいい系じゃないって何。俺はかっこいいですよ」
「ホントにかっこいい人は自分のこと“かっこいい”とか言わないから」
「そう言うユーマはなんなの」
「オレ?オレは…、」
「歩く18禁」
間髪入れずに茶髪の子に言われて、“ユーマ”くんは頬を引きつらせていた。
…うわあ、あの顔は怒ってるよ。
「羨ましいかよ、チビカズ」
「歩く生殖器に変えるぞコラ」
なぜかふたりの間で火花が散り始め、何でそうなった!?と驚いていると林堂獅狼がため息混じりに「やめろ」と声をかけた。
「とりあえず、こいつ帰さないと」
「「チッ」」

