そこまで必死にならなくとも冗談だってわかってるし…。てゆーか、必死になればなるほど怪しくなるって分かってない?




「松原くんってさ、リリのことになると見境いなくなるよね〜」


「ほんとほんと〜」


「は?!べ、別にそんなことねぇよ!」





今度はふてくされたように椅子に座り「あーもう!」と短い髪の毛をぐしゃぐしゃっとした。


なににそんなイラついてんだこいつ…。




「やっぱ余裕なくなるんじゃん」


「それに気づいてないリリはもはや鈍感以外の何者でもないよね」


「はぁ〜、なるほどそうゆうことな」




ついには幼なじみちゃんまで何かを察したのかわたしと松原を交互に見て、ニヤニヤと笑い出した。


なに?なんなのっ?




「出た。なんなの?って顔してる」