そう言った後春季君はあたしの方に顔を向けた。
……顔近い。
照れちゃうよぉぉおお!
「な、なに?」
「キス、していい?」
はいっ!?問題発言じゃない!?それ!
「な、な、なんで!?」
「いいから。」
「ダ……んっ!」
あたしが、ダメと言い終わる前に春季君はあたしの口を塞ぐ。
「ぷはぁー!」
はーはー……。息が……!
「静かにしろよ。」
春季君はあたしの口を手で塞ぐ。
「もがっ……!」
春季君はすぐに手をどけた。
「したに誰かいるわ!?」
あたし達が隠れてるベットの上にいた人が声をあげて、下を見る。
「きゃあーーー!!……春季!?」
あたしはその人の顔が春季君の頭で見えなかった。でも、この人が誰かわかった。ふわふわした茶髪で。
「……なんだ。まりあ先輩か。」
春季君がはーっと、安堵の息を漏らす。
「なんだって……なにしてんの!春季!って後ろの子……うっそ。季薇ちゃん!?」
「まりあ先輩、こいつのこと知ってんすか?」
「うん、まぁね。ていうか!出て来なさいよ!季薇ちゃん大丈夫~?」
ベットの下から出て来たあたしは髪を整えながら、大丈夫です。とだけ言う。
「そうか、そうか。まりあ先輩と季薇は顔見知りなのか。」
春季君は腕組みをして何度も頷く。
「なーに独り言言ってんの!バカみたい!」

