愛してるって言ってみたい。

朱利の言葉を聞いた後、あたしは意識を失った。


「季薇!おい、起きろって!」


目を開けると春季君の顔。

そしてここは保健室なんだと、わかった。

「なんで春季君が……?」


「教室で倒れてたから。」
春季君があたしの顔を心配そうに見る。

「あぁ。そっか。あたし……」

「誰かに押されたのか?」

「あ……」

……言わない方がいいよね。朱利が可哀想だもん。

「あ?」


「いや、あたしの不注意なの!」


「嘘だろ。」

嘘ついたなんて、言えるわけない。


「ほんとだよ?あたし、ドジだから!」