「ちょっと、来い。」



そういわれ、連れてこられたのは、
パーティー会場のロビー。

周りに人は全然いない。

そりゃ、そうだよね。
パーティー、してるんだもん。



「なに?どうしたの?」



「嘘ついて、ごめんな。」



「いいよ。
ちゃんと戻ってきてくれたから。」