ゆっくりゆっくり、あたしにわからせてくれるように深高くんがそう言う。
そうなんだ、そうだったんだ。
あたし、深高くんに好きだって言われたんだ。
「それで、千澄はどうなの?」
「え?」
「俺のことどう思ってる?」
「えっと…………」
どうって言われても、正直わからない。
だけど…………。
「深高くんの行動ひとつにドキドキするし、なんでそんなにしてくれるんだろうって思うと、胸が苦しくなるの……」
この気持ちって、いったい何なのかな?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…