手に入れたいのはお前だけ。





「これでも一生懸命選んだの、その……由くんに見て欲しくて……」



結果的にはだめになっちゃったけど、由くんのことを思って選んだ水着だったんだ。



あたしとしたことが……こんなことで拗ねちゃうなんて。



忽那さんとの差は、仕方ないことなのに。



こんなことなら、拗ねないでみんなと遊んでおけばよかった。



「なんで拗ねんの」



「え、だから、」



「似合ってんのに」



顔を上げると、由くんがあたしを見てる。
しかも……まじまじと。



え、は、恥ずかしい!!