手に入れたいのはお前だけ。




「ん?千澄ちゃんはどうしてここにきたの?」



「えっ……?!」



それはまた、予想もしてなかった質問だな。



まさか女の子に呼び出されたなんて言えない。



この前も、女の子に水かけられたところを助けてもらってるし。



そういう面を茂木くんに、もう見せたくなかった。



……なんて言おう。
こう言うとき、なんて言うのがいいんだ?



「えっと……」



「俺はなんでも知ってるよ」



「え?」



理由を考えていて無意識に下を向いていた顔をあげると、笑顔の茂木くんと目があった。