手に入れたいのはお前だけ。




コンコンコン



手紙を読んで少ししてから、あたしは言われた通りに3階の空き教室の扉をノックした。



3階の空き教室は、ここしかない。



だけど、誰の返事も返ってこなくて。



……あれ、ここじゃなかった?
間違えちゃった?あれ、どうだったっけ。



「はいはーい、空いてますよー」



ガサガサとポッケの手紙を探していると、教室の中から陽気な声が聞こえてきた。



え……?この声…………。



おそるおそる教室の扉を開けると、机の上にあぐらをかいている人物がひとり。