「望空、お前もちゃっちゃと衣装決めちゃえよ」 あたしの頭に腕をおきながら後ろにいた蒼くんが言った。 「あ、うん…!」 とはいっても…… 何にすればいいんだろう。 あたしがコスプレしても似合わないしなぁ。 「じゃぁ、これでいいや」 適当に近くにあった衣装を手にとって、試着室へ入った。