さあ、また新たな未来への一歩を踏み出そう。 今日もきっと幸せがやってくるから。 最強で最高なあたしたちに、怖いものなんてないよね。 「行くぞ、望空」 「あ、待って!蒼くん」 パトロールに行こうとする蒼くんに声をかけられ、あたしは急いで蒼くんの隣まで走って行った。 これからも、ずっと一緒にいてね。 そんな気持ちを込めてあたしは、チュッというリップ音を立てながら蒼くんのほっぺにキスを落とした。 「…っ」 「へへ♪」 顔が真っ赤な蒼くんと、いたずらが成功したような笑顔を見せるあたし。