敵恋カンケイ。~双雷VS神亀~






 早速双雷の下っ端たちに神雷のこと報告してくる!と言って、あたしと蒼くんを置いて行ってしまった8人。





「みんな元気だね」



「若いな」



「あたしたちも十分若いよ!」







 息も落ち着いてきて、あたしたちは上半身を起こして話していた。











「なあ、あの日…今日が来るまで言わないって約束したの……覚えてるか?」




「覚えてるよ」







 忘れるはずがない。




 だって、ずっと待ってたんだもん。





 あの日、あなたはなんて言おうとしたの…?