鈍い音やはぁはぁ…と乱れる息遣いが、倉庫中に響いていた。 「うっ」 やっと当たった攻撃。腹めがけての高速かつパワーのあるパンチ。 「けっこう効くな……」 「まだまだいくよ」 「最強の女」って呼ばれたあたしだもん。 普通の女子とは違うよ。 「っ、」 あたしの脇腹に痛みが走る。蒼くんの蹴りを食らったんだ。 痛い。…やっぱ強いな、炎神は。