「今日だと思ったんだよ」 「バレてたか」 二年前の最終決戦の日と同じ日にしたかったんだよね…。 場所も同じにしようかと思ったんだけど、あの中学校…現在は立ち入り禁止の備えが厳重になっていたから無理だった。 だからココへ来たんだ。 「あの日の続きをしようか」 蒼くんは真剣な瞳で言った。 ―――合図もなにもなかったが、自然と始まっていた戦い。