自分の部屋で座っていたあたしは、フラリとゆっくりと立ち上がり机へ向かった。 ――カチャリ… 引き出しの中から取り出したのは、カッター。カッターの刃を出し、袖をまくった。 生きてる意味がないのなら、死んだほうが……マシだよね? あたしは手のひらを上に向けた状態の手首にカッターを近づける。 ―――死んでしまおう。あの子と同じ世界へ、行こう。 刃が手首にあたるその瞬間、部屋の扉をコンコンと叩く音が聞こえた。