違う。違うよ。 あたしは、幸せになれない。 『やだ!やめてっ!!』 『わたしが弱いから、……もう限界だったの』 『仁奈はあたしより強くて、十分頑張った!これからは、二人で笑って過ごそ?』 『………ばいばい』 首をふるふると振ってから、仁奈は最後にそう言った。 そして次の瞬間、 彼女はネットから手を放した。