やっぱり、仁奈……蒼くんの双子の妹は仁奈だったんだ…。 「あたしは……、やっぱり最低だよ」 「え…」 あたしが一番近い存在だったのに あたししか“救いの光”がなかったのに あたしは闇に隠れてしまったんだ。 自分のことしか考えてなかった。 見ていないフリをしてしまった。 それなのに、仁奈… 「ありがとう」って日記に書いてくれてありがとう。 「あれは中二の1月―――――――」 あたしはゆっくりと、自分の過去を話し始めた。