蒼はいちごの言葉を遮り、望空を想いながら言った。 「お前の口からは聞きたくねえ。望空から聞きたいんだ。 あとな、いちごの方が最低だ。お前は望空を傷つけすぎた。 もう俺の前には現れるな」 「蒼くん!?なにそれ!!」 「話しかけるな。お前とはもう幼馴染でもなんでもねえ」 「蒼くん…っ!!」 それだけ言い捨てて、蒼は望空のあとを追った。 いちごはその場で泣き崩れた。