「解放してやんな、その子を」 顎でボブの可愛らしい女の子を指しながらあたしは言った。 「お前なんかの指図なんてうけねえよ」 「ふーん」 「なあ、こいつ殺っちまおうぜ」 「だな。クックッ」 無理だよ。こんな最低なことする弱いあんたらに、あたしは倒せないよ。 シュッとあたしの顔に拳を近づけてくる、金髪A。 「ちょっとは気づきなさいよ。あんたらが弱いってこと」 あたしはため息を1つついて、軽々しく避けた。