「誰か、助けて…!!」 その女の子の叫ぶようなSOSに、あたしは我に返った。 気配を消しながら、金髪二人組の斜め後ろにいるあたし。 やっぱ気づかないか…。仕方ないよね。 「叫んでも無駄だぜ?」 「ここには俺ら二人とお前しかいねえんだからよ」 「あたしもいるけど?」 余裕ぶっこいてる二人の後ろから、あたしは堂々と声を発した。