「蒼くんってさぁ、かっこよくて守ってくれて…もう完璧だよね♡」 「え……」 「そう思わない?望空ちゃん」 「そ、そうだね…。完璧、だよね」 「わたし、あうゆう人が好み♡」 ――ズキン! どうしてあたしにそんなこと言うの? 聞きたくないよ。いちごちゃんが蒼くんのことどう思ってるかなんて。 耳を塞ぎたい…。 それから、13時ちょい前だったのでお昼を食べて数箇所まわった。