なんて機械相手に理不尽なことを言いながら、俺はレージの背中に寄りかかった。 「レージィー…俺さっきまですげー走ってきたんよ。疲れた、俺の代わりにプリン買ってきてくれ…」 「はあ!?何ナチュラルにパシってんだよ!自分で行け」 「おまっ…俺足不自由なんだよー知ってんだろぉ?なのに全力疾走とか…ないわー」 「…知らねぇよ」 足が少し不自由なのは事実だ。 ついでに言うなら高いところも苦手である。 短距離なら普通に走れるようになっが長距離だと厄介だ。 単なる体力不足かと思うが。