「俺はやる!なぁレージも協力してくれ」

「はあ!?ンな面倒なもん誰がやっか!」


レージは俺の手を振り払って目をそらした。

トラウマ、とまではいかないがやはり気分がいいものではないのだろう。

当然だ。

俺なんかもうトラウマになってる。

むしろ兄の助言程度で浮かれてる俺の方がおかしいんだ。


でももう決めた。

半端に諦めたら、絶対あとで後悔する。