気づいたら朝が来ていた。 どうやら布団にくるまったまま寝てしまったらしい。 昨日寝たという記憶がなくて、まるで時間が飛んだような感じだ。 結局昨日一日は布団からも部屋からも出ずに過ごしてしまった。 相変わらず不快な電子音を生産する時計を見ると、8時12分であった。 今日も変わらず遅刻である。