レージも不機嫌そうな表情で黙って話を聞いている。
橘先輩も普通じゃないけど、雪村君も普通じゃない。
加えてあの美貌だ。
執着するのはわかる気がする。
「橘は、雪村に告白すると言った。告白して、もし断られたならすべて諦めると。
私は安心してしまった。
橘がようやく自分の話を聞いてくれたと勘違いしたんだ。あいつが普通の感性を持ち合わせてないことなどわかってたはずなのに……!」
「……そして、橘先輩は雪村昴にフラれ自殺に走ったと」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…