☆*:星降る夜に鈴の音.:*☆誠の華


「それで?なにが分かった」

土方が 副長の顔に戻って 状況を
聞いた。


『それがだな…』
ーーー


「なるほどな、次の会合は池田屋…」


土方は考える節があるらしく
意味深に腕組みをして 舌打ちをした

「よし、それだけわかればもう十分だ
屯所に帰るぞ」


私は急いでうなずいて 着物を着替えてから 疾風のごとく土方と一緒に
屯所へ帰っていった。