☆*:星降る夜に鈴の音.:*☆誠の華

「…!あいつ狐の面被ってるじゃねえか」



鈴狐か? それに コイツに着いた
血の量が半端じゃねえ、こんな所で
寝ているなんて なんてマヌケなのか。
まあいい 飛んで火にいる なんとやら
だ、とっ捕まえてやろう。



「ですねぇ…」




総司がそいつをじっと見ている
本当に 寝ているのか 疑っているよう
だ だが今は時間がねぇ。



「とにかく屯所につれていくぞ。総司起きねえようにしろ」


「了〜解です。」



総司を急かして 指示し
起きないように静かに桜によじ登り、桜の木に寝ている人を 気絶させる



ガッ 『う…!?』



ドサッ 落ちそうになったところ
を抱え込む すんごくかるい。
この細腰… 本当に人斬り
なのかな?こんな体してるのに刀なんて
振り回せるのかな?



持ち上げながら沖田は
土方に渡そうとする