私は優花といろんな事を話しているうちに着物と髪は綺麗に整っていた
凄い、速かった。



「私が三味線やるね?けっこううまいんだよ〜?」


笑いながら優花は言った、優花は頭のてっぺんにお団子みたいに髪をしていてとても似合っている。可愛い



『本当に?じゃあよろしくね!』



笑いながら宴の席に優花と向かった。



ガラッと襖を開けると
幹部の皆は揃っていた
中に入ると騒がしかった部屋が一斉にこっちを見た。 なぜか皆顔が紅い酒のんでるからかな



騒いでいた 原田、新八、平助がこっちに来て 目をまん丸にしながら 問うた。


「お前…鈴?」



何いってんだコイツら
頭おかしくなったか
3馬鹿か?



『…そうだが何だ?変か』



「いや全然、ってゆうか凄い変わってたから」



…ふーん、まあいいや
女は化粧でずいぶん変わるからね


『んじゃ、皆様こっち見てますねじゃあ私が少し舞を踊るので。まあ暇潰しにみてください』



三味線の音が部屋に響く自然に体が動く楽しくて、お母さんに教えてもらった通りに上手く舞えた。




舞が終わると近藤さんが拍手してくれた



「いやあお見事!綺麗だったよ!鈴君」



『ありがとうごさいます』



ニコッと笑いながら言うとまた周りが紅くなる 酒の飲みすぎだ。



そして舞も終わり席について並べられたご馳走を食べていると



「すごいね、鈴あんなに踊れるんだね」



総司が笑いながら話しかけてきた



『まあな、一種の趣味みたいなものだ』



ガツガツ食べながら総司と話しているいると馬鹿三人がきた、



「鈴、酒飲まないのか!?うまいぜ!」



原田がガハハと笑いながら言ってきた 酔っぱらいだ。



『私は呑んだことないんだ要らん。』



と言うと新八が



「じゃあ呑んでみたら?ほら」



とお酒が入った器を渡された。



「すこしだけなら大丈夫だよ」



と、平助。



…まあちょっとだけなら
と私は器に入った酒を飲み干した。