☆*:星降る夜に鈴の音.:*☆誠の華

『…え、私は男ってことでいくんだろ?何で女物いるんだよ。』



総司が笑いながら言った



「これは局長命令!」



こ、近藤さんんん!(泣)



「あと、今日の夜宴あるしね、幹部だけで。」



ふーん その時着るのか



『じゃあ私がその時1つ舞をしてやる。』



「え、踊れるの?」


おう、と私は頷いた
丁度奥さんが着物五着と女物の着物一着。


『えっ…これ、似合わないよ。』



こんなに綺麗な着物。
黒を基本に紅、金色、白
の花が描かれた 美しい着物。



「なにいってんの、絶対似合うよ!店長さんありがとう、またくるね」



総司は私の背中を押して店の外にでた。



ーーーーーー
ーーーー
ーー



『え〜着物買った、刀ピカピカにしてもらった』



なんか申し訳ない…
と思ってたら、総司が私の刀をまじまじと見て…




「鈴の刀って珍しいし、綺麗だね」



と言ってきた、嬉しいから自慢しちゃえ



        イザヨイ
『まあな、これは十六夜
といって珍しい刀だ、これほどあたしの腕にしっくりくる刀はない、しかも切れ味抜群。人の首なんか一回ふれば、ばさっだぞ』



へぇ…、と総司は興味深い顔で刀を眺める



『しかも、私は背が低いだろ?これは普通の刀より少し長いんだ、だからあまりハンデは無くなる』



「さすが鈴狐だね、一戦してみたいなあ」(黒笑)



…怖っっ



『まあな…』



顔をひきつらせながら歩いていると あっ、と
総司がどこかを見て走りだした 門を曲がると