☆*:星降る夜に鈴の音.:*☆誠の華

「…しょうがねえ平助をよぶか」


…誰だよそれ
私の怪訝な顔に気づいたのか土方が少し笑いながら



「平助はいいやつだ会ってみればわかる、ついでに他の奴らも連れてくる」


…笑うとマシになる顔なのにいつもは鬼の形相。もったいない気がする



「ここで待ってろ」



土方が襖を開けて廊下に出たすると沖田さんが


「ねえ、鈴〜」



いきなり話しかけてきた


『何だ?沖田さん』



少し沖田が笑いながら、それ と言った



「沖田さんやめない?総司でいいよ♪」



いきなりなんだ!?
だが沖田さん って呼ぶのは面倒だ。



『…なんだ?総司』


呼ぶと総司は笑いながら手をあたしの方に向けて



「よろしくね!」


握手かな、と思ってあたしは総司の手を握った



『よろしく頼む』



笑いながら言うと総司は頬を少し紅く染めた



すると土方が戻ってきて
部屋に入ってきた
…後ろから結構な足音が聞こえる