『あ〜あ…あんなに飲むからだよ』
土方以外全員が畳に寝転がって寝ている風邪ひくぞ、と思いながらも 何もしないのが私である ←
土方の方を見るとあんなに酒を
飲んでいたのに けろっとしていて
酔いつぶれた奴らを引きずって
隣の部屋に連れていっていた。
外は真っ暗で 丑三つ時だ。
暇なので 話しかけてみる
『お前、あんだけ飲んでよく
立ってられるね』
「ああ、酒は強い方だからな」
ふーん、と相槌をして思い出す
『あ、そうだ 膝枕してやろうか?』
「…いや、いい。寝とけ」
目をこすっていると 土方に布団を
渡された そうだね良い子は
早く寝ないと♪←
即座にその布団にくるまってまぶたを閉じると 夢の世界に鈴は誘われた。