「あ、てかさ
莉子はどうなの?」
「え、どうって?」
「ほら前にさ、相談くれたじゃん」
「え、何の相談?」
莉子、百華になにか
相談してたの?
あたし、何も聞いてない…。
「なんだっけ、越沢くん?のこと」
「あ、あれね~」
「え、越沢くん?」
あはは、と笑う莉子。
越沢くんとなんか進展あったのかな?
あたしの話を聞いてもらうばっかで
莉子の恋の相談とか、
あたしなんも協力できてなかった…。
「越沢くんさ、
やっぱりモテるんだよね」
「うん」
「あたし、今日課題残ってたじゃん?
休憩しようと思って
トイレにいったら、
女の子の声が聞こえてさ、
覗いてみたら、廊下で
越沢くん、告白されてた」
「最後まで、きいた?」
「ううん、怖くて逃げた」
「そっか…」
「そりゃかっこいいし性格もいいし。
モテるのは当然だけどさ…。
告白現場に出くわすのはさすがにきつい」
今にも消えそうな笑顔で
莉子はそういった。

