スキと言えるまで。






「このことをあなたたちにも知る権利もあるし、義務でもあるのよ。
きっと若葉は隠し通すつもりだったんでしょうけど、倒れてしまった以上はね。
…今から私が話すことを聞いても、若葉に変わらず接することができる?」





「もとよりそのつもりだけど。
それほどの何を若葉は抱えてるって言うんだよ。」





今ここで眠ってる若葉以外に、事情を知っているのはきっと愛果だけ。
あそこまで怯えていた理由。
あの男はなんなのか。
全部話してもらわないと、どうしようもないんだよ。





何よりも若葉が俺を、いっちゃんと呼んだからには。
力になってやりたいから。





その思いはきっとみんな同じだから。