スキと言えるまで。






「まだ…、目覚まさないね。」





「若葉ちゃん…。」





愛果(でいいと言っていた)の病院に着くと、若葉が倒れたのはこれが初めてではないようで、慌ただしく部屋に通された。
落ち着くまで俺たちは別室で待機していて、さっき愛果が呼びに来たから病室にいる。





「愛果さん、事情は説明して頂けるのかな?」





「お久しぶりです、大森会長。
ええ、ここまで来たんだもの。
話さなくてはいけないでしょう?」





入口で立っていた愛果は、悲しそうに話す。





「はじめましての方もいらっしゃいますね。
私は神谷愛果、私立舟山大学付属学園高等部生徒会長です。
殆ど会議の方には出席していなかったものですから…。」